お客様からのオーダーを受け付け、次の担当へ正確に橋渡しをする受注賃盛の仕事。 物流の玄関口であり、心臓部とも言える役割を担う社員に話を聞きました。
入社のきっかけ
災害時に痛感した物流の重要性。生活を支える仕事への想い
学生時代にコンビニでアルバイトをしていたのですが、大学1年の時に胆振東部地震があって、お店から食品が全部なくなってしまったんです。その時に「物流って、本当に大事なんだ」と実感したのが、この業界に入ったきっかけの一つです。
現在の仕事内容
会社の第一関門。時間との戦いの中で、正確な情報を次工程へ
お客様からFAX等で届くオーダーを、社内システムに入力するのが主な仕事です。この入力データが、ドライバーへの指示書の元になるため、私たちの作業が止まると、すべての工程に影響が出てしまいます。
これまでは北海道から本州に運ぶ荷物の受注担当をしていましたが、会社の合併後は、道内間の輸送オーダーもすべて私たちの係が担うことになり、正直なところ、入力量は格段に増えましたが、その分、北海道の物流全体に関わっているという実感も大きくなりました。特に「今日集荷して、明日納品」というご依頼が当日に入ることも多いため、常に時間に追われる緊張感はあります。いかに早く正確に入力し、次の配車担当へつなぐか。その連携が、仕事をする上でとても大切です。
仕事のやりがい
チームで協力する達成感と、日々の成長。
日々の入力業務を通じて、これまで知らなかった企業名や地名に触れるうちに、「こんな会社があるんだ」「こういう地域があるんだ」と、自分の世界が広がっていくのは面白いですね。
また、この仕事はチームでの連携が欠かせません。お客様によってオーダーの書式が違うので、時間がかかるもの、すぐにできるものと色々あり、できるだけ早めにドライバーへ渡す指示書を作成できるように皆で協力して業務を進めています。無事に一日の受注を終えられた時には、大きな達成感があります。
私自身、入社したての頃は言われたことをこなすだけで精一杯でした。ですが最近は、日々チームの皆が「どこまで作業しているかな」と周りの状況を見ながら、次に自分が何をすべきかを考えて動けるようになってきたと感じます。まだまだ足りないところは多いですが、先輩方のようにチームを支えられる存在になることを目標に、成長していきたいです。
札幌定温運輸の働きやすさと社風
「怖い」イメージは入社後に一変。互いにサポートし合う、温かい職場
入社前は、運送業界は男性が多いので、なんとなく「怖い人ばかりいる」というイメージが正直ありました(笑)。でも、実際は全くそんなことはなくて、皆さん本当に優しい人ばかりです。
どの職場でも同じだと思うのですが、忙しい時は、どうしてもピリピリとした雰囲気になる瞬間もあります。ですが、それは常に続くわけではなく、基本的には明るい雰囲気だと思います。
休日の希望も、部署内で話し合って調整するので、休みも取りやすいと感じています。日曜・祝日が固定のお休みで、それ以外に毎月3日間の公休を、皆で話し合って自由に取れるんですよ。休みが少ないイメージもありましたが、繁忙期以外は有休も積極的に取得するように推奨されているので、連休をいただいて旅行に行くことも多いです。コロナ禍での就職活動で、色々うまくいかないこともありましたが、こうして無事に4年目を迎えられているので、当時の自分には「大丈夫だよ」と伝えてあげたいですね。
One Day Schedule
ある1日のスケジュール
| 8:30 | 出社・朝礼 朝礼後、届いている注文FAXの内容を確認し、受領返信を行う。 |
| 9:00 | 受注入力業務 午前中は、お客様から随時届くオーダーを社内システムへ入力していく。 |
| 12:00 | 昼休憩 |
| 13:00 | 受注入力業務 午後も引き続きオーダーの入力作業を中心に行う。 |
| 17:00 | 翌日の準備 翌日の配送に向けた指示書の元となるデータ入力や最終確認を行う。 |
| 17:30 | 退社 その日の業務にめどをつけて退社。今日もおつかれさまでした! |
※業務時間は、部署によりシフト制となる場合があります。